ギ木の紹介
PCギ木について

PCギ木とは

ギ木(ぎぼく)とは、コンクリートやプラスチック素材で自然の木を模したものをいいます。ナベシマが製造するギ木はコンクリート製です。
「本物の木は腐って危険、ステンレスや鉄は無機質で景観にそぐわない。頑丈なコンクリートで景観に合うデザインの柵はできないかな?」1970年代、地元北九州市から投げかけられたこの疑問により誕生したのが、ナベシマのコンクリートギ木「PCギ木」です。大量生産可能な工業製品としてのギ木はナベシマで誕生しました。かつては職人によって手作業で作られて、手間暇がかかっていたギ木が、短時間で大量に製造できるようになりました。それ以来、主に公園等の柵、階段、橋、案内板などに使用されています。黎明期に納入された製品は今も北九州市のシンボル「小倉城」で柵として機能しています。
「PCギ木」はナベシマの商品名で、PCは“Precast Concrete(プレキャストコンクリート・PCa)”の頭文字から取っています。「PCギ木®」は株式会社ナベシマの登録商標です。

PCギ木の特長

PCギ木はコンクリート製。木やプラスチック製品に比べ、素材劣化が極めて少なく、燃えない、錆びない、腐らないといった特徴をもち、メンテナンスも簡単、長期にわたり安全性が維持できます。
ナベシマのギ木製品は「Bメント」(品質規格はJIS R 5211 高炉セメントB種に適合)を使用したプレキャスト製品です。「アルカリ骨材反応の抑制効果を持つ」「化学抵抗性が大きい」「塩分遮蔽性が高い」「長期強度の増進が大きい」「水密性が大きい」これらの性質を持った高品質な製品となっています。さらに耐凍害性にも優れている性質を兼ね備えているので、寒冷地でもお使いいただけます。オプションとして、内部鉄筋を特殊加工(鉄筋にエポキシ樹脂系電着塗装のカチオン電着塗装)することで、さらなる塩害対策を施した製品にすることも可能です。塩害⋅凍害に対する取組みもご覧下さい。
長年使用しても「リメイク」により新品同様の外観と製品補修をすることが可能です。低コスト、省資源かつ長寿命化で環境に優しい景観資材です。

環境への低負荷

北九州市では、環境への負荷が低いことを新しい付加価値として捉えた商品や技術、産業活動を「エコプレミアム」と定義しています。「高炉スラグ微粉末入りセメントを活用した景観資材(ギ木製品)」が、平成23年度北九州エコプレミアムのエコプロダクツに選定されました。
株式会社ナベシマでは、京都議定書目標達成計画(当時)における「混合セメントの利用拡大」(環境省HP内のPDF)という国の施策に応じ、高炉セメントB種(高炉スラグ微粉末45%入り)を使用したプレキャストコンクリート製景観資材(ギ木製品)の製造に取り組みました。その後、さらなる品質向上を目指し「Bメント」を使用した製品づくりを開始しました。製鉄副産物である鉄鋼スラグを活用したリサイクル品の「高炉スラグ微粉末」を利用することにより、天然資材の使用及び二酸化炭素排出量の削減、電力エネルギーも削減されるため、環境負荷低減効果があります。

ギ木のスペシャリスト

ナベシマのPCギ木は、打設して脱型しただけの木のカタチをしたコンクリートの塊ではありません。工業製品とはいえ全ての生産工程において人の手がかかっています。これもナベシマのPCギ木の特長のひとつです。
本物の木から模った原型を製品に合わせて不自然にならないように肌目や木目を創り出す型枠職人。徹底した養生管理のもとで綺麗なギ木のカタチになるように打ち込む打設職人。脱型後のコンクリートを1個1個、1本1本、美しい姿に整え、特別仕様のギ木専用塗料で丁寧に塗装して「ギ木」という命を吹き込む「ハンドフィニッシャー」仕上げ職人。たくさんの職人の手によって、ナベシマのPCギ木は造り出されています。
我々はギ木のスペシャリストとして、これからも高品質なギ木製品を皆様にお届けいたします。

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