塩害・凍害に対する取組み
ナベシマのギ木製品は「Bメント」を使用したプレキャストコンクリート製品です。(※本社工場製造分のみ)

Bメントとは、高炉スラグ微粉末度6000(比表面積)が40〜45%混入された「コンクリート二次製品用高炉セメントB種」です。
品質規格はJIS R 5211高炉セメントB種に適合します。
塩害とは、コンクリート中に塩化物イオンClが一定量以上存在すると、鋼材(鉄筋やPC鋼材など)が腐食し、コンクリート構造物に損傷を与える現象です。Bメントを用いることで高炉セメントB種同様に「アルカリ骨材反応の抑制効果を持つ」「化学抵抗性が大きい」「塩分遮蔽性が高い」「長期強度の増進が大きい」「水密性が大きい」これらの性質を持った高品質なコンクリートになります。塩害の起こりやすい海岸沿いや、その周辺で施工されるギ木製品に対して、大変有効なコンクリートです。
凍害とはコンクリート内部にある水分が凍結・融解を繰り返した結果、コンクリート表面のスケーリング、微細ひび割れ、ポップアウトが発生し、コンクリート構造物に損傷を与える現象です。寒冷地域でお使いいただく製品にはAE剤を用い、凍結融解に対する抵抗性向上を図っています。

塩分浸透試験(浸漬法)EPMA面分析結果(試験材齢:12ヶ月)※1

塩塩分浸透試験(浸漬法)EPMA面分析結果画像

高炉スラグ微粉末を混入することで、塩分の浸透を抑制することが知られています。普通ポルトランドセメントとBメントを比較した場合、Bメントを用いた方が、塩分の浸透を抑制していることが、塩分浸透試験(浸漬法)のEPMA(電子線マイクロアナライザー)面分析結果で解ります。

※1/試験協力:日鉄高炉セメント株式会社

環境負荷低減効果

耐用年数50年時点での鋼材位置における塩化物イオン濃度の設計値グラフBメントに混入されている高炉スラグ微粉末は、製鉄所から生成される副産物を再利用し、セメントと置換することでCO2の排出量を大幅に削減出来ます。

耐用年数50年時点での鋼材位置における塩化物イオン濃度の設計値

耐用年数50年時点での鋼材位置における塩化物イオン濃度の設計値グラフ

当社における塩害・凍害対策工法

以上の取り組みを当社では行なっています。

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